ご報告が遅くなりましたが、4月18日(日)にオンライン例会を開催しました。
参加者はスタッフも含め8名。幅広い年代の方が集まってくれましたよ。
今回のトークテーマは「親との関係」。
若くても人生のベテランでも、親との関係は一筋縄ではいかない場合があるようです。
一番多く話題にのぼったのは、親の考えと自分の意志が相反してしまったケースでした。
障害のある兄弟姉妹の生活や将来への対応で考え方の違いがあったり、親からの期待が自分の人生の希望と反してしまったり…。その選択で大きな葛藤を抱える参加者もいたようです。
障害のある兄弟姉妹の生活について「できることは家族でなんとかしなければ」という思いが親にもきょうだいにもあり、それが家族には抱えきれないほどの負担につながっているケースがあると個人的には感じています。
「親」「障害のある兄弟姉妹」「自分」と個別に人生を考えられればよいのでしょうが、例会で出会ったきょうだいたちは自分より他の人を優先してしまうような優しい方が多い印象です。
簡単に割り切れる人ばかりではないでしょうし、長年にわたってこじれてきた家族の問題は、すぐには解決しないかもしれません。
ただ、今回の例会で、私は少し希望のようなものも感じました。
私たちきょうだいと親との問題は障害者がいる家庭でなくても起こること、ただ障害のある兄弟姉妹がいることでより複雑化しているのではないか、と言った参加者がいました。
複雑な状況下を生き抜こうとしているきょうだいたちに、何かの賞があげられたらいいのに。
親も子も各々が程よい距離感でお互いを尊重できればいいよね、といった言葉も参加者から出ました。
きょうだい自身が自分の状況を冷静に見つめ、自分をいたわるような言葉が出てくること自体が解決への一歩につながるのではと思えたのです。
この先、気兼ねなく人生を歩んでいけるきょうだいが増えてほしい、そう願ってやみません。
その他には、
★親から向けられる兄弟姉妹間の愛情の差について
★障害者がいる自分の家庭環境を受け入れられているか
などの話題も出ました。
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