6月18日（土）13:00よりオンライン例会を開催しました！
今年度の通常例会は「透明な鎖をほどくために」がテーマ。
前半は、そのテーマの一環としてのミニワーク「10の思い込みチェック」を、後半はいつものフリートークを行ないました。
今回は個人的に「繰り返すこと」の重要性を感じた会となりました。
前半のミニワークでは、思い込みに関する10の項目について、各々が当てはまるものがあるかをチェックしたのち、参加者同士で話し合いをしました。
思い込みが強いと心の柔軟性が減っていき、自分の選択肢も狭めてしまいがちです。必要以上に自分を苦しめないためにも、まずは不要な思い込みがないか知ることが大事だなと感じました。
実は、この項目自体は以前の例会でもご紹介したものです。それをなぜ再び取り上げたかと言いますと、一度知っただけでは、それっきりで終わりがちだよねとスタッフ間で話が出たからです。
私自身も、以前、気を付けようと思っていた項目がありましたが、今回チェックするまですっかり忘れていました。ですが、繰り返し自分の傾向をチェックして、自分の行動と照らし合わせていけば、少しずつではありますが思い込みがほどけていく気がしています。
それには、他の参加者の傾向を聞くことも手助けになると感じました。当てはまっているのが自分と同じ項目でも違う項目でも、他人のことならば客観的に見ることができます。やり取りをしていく中で、そこには自分を見つめ直すヒントが隠れていると感じました。
後半のフリートークでは、主に「障害のある兄弟姉妹がいて嬉しかったこと辛かったこと」について話し合いました。
印象的だったのは、「嬉しかったこと」を述べていた人が思っていたよりも多かったこと。特に兄弟姉妹を好きと言っていた人の割合が多く、少し羨ましいなと感じました。
私個人は「嬉しかったこと」についてはまったく思いつきませんでした。以前なら、それだけで自分を責めたり、落ち込んだりしていましたが、繰り返し例会できょうだいたちと交流を重ねるうちに、そんな自分でもいいのでは？と思えるようになってきました。
また、同じような出来事を体験していても「嬉しかった」と捉える人とそうではない人がいて、それもまた人それぞれでよいのではと思えました。