遅くなりましたが、2月20日(日)13:00より行ないましたオンライン例会についてのご報告です。
この日はスタッフも含め7名が参加、うち2名が初参加でした。
トークテーマは「フリートーク」。主な話題は次の2つです。
★きょうだいとして培った性格が影響していること(仕事や人付き合いなど)について
★親亡きあとについて
この日の参加者は、子どもの頃から、「障害のある兄弟姉妹ができないことや家族に足りない部分を補って埋めなくては」という思いで頑張ってきた方が多かったようです。
背負い込みすぎて、必要以上に責任を感じてしまう――。そんな傾向が社会人になっても残っていて、仕事や人間関係などで理不尽なことがあっても、自分の意思より周囲の安定を優先させがちのようでした。
一方でため込みすぎないための工夫として、紙に気持ちを書き出す、人や物に向かって気持ちを話す、自分の親友が同じ目にあっていたらどう思うか考える、といったアイディアを実行している人もいました。
必要以上のことを背負わないために、まずは気持ちを一旦外へ出すこと。そして、冷静に客観的に自分の状況を見つめ直してみることが大事なのかもしれませんね。
また今回の例会は、参加者の一人として印象に残った会でもありました。
私は子どもの頃、同級生の子たちと同じようにふるまえないことがありました。みんなが自然とやっていることなのに、人前での失敗が怖くてどうしても出来なかったのです。ただ、きょうだいであることとは直接関係がないので、きっと私の個人的な弱さのせいだろうと思っていました。
ですが今回、似たような経験をした方がいて驚きました。私だけじゃなかったと、涙が出そうになりました。
参加者が例会で行なうのは「人の話を聞くこと」と「自分の体験を話すこと」の2つです。
そこから何をどう感じるかは参加者次第ですが、私は共感できる人がいたことで、子どもの頃からのわだかまりや孤独感が少し薄まった気がします。
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